このブログサイトの記事を奇特にも複数お読みになられたことのある方ならご存知かと思いますが、ボクはGANZOという革製品ブランドが大好きです。もはやGANZOに勤務したいぐらいです。
ということで、関西在住のボクは先日、仕事の関係で東京に1泊2日で出張に行きまして、その際に合間を縫って渋谷区の表参道にあるGANZO本店に行ってまいりました。
GANZO本店は地下鉄「表参道」駅出口A1より徒歩3分程度の場所(東京都渋谷区神宮前5-2-7)にございます。店内画像をブログに貼りたいのですが、申し訳ありません。チキンのボクはさすがに「ちょっと店内の写真撮らせてくれませんか?」などとお願いすることができませんでした。
本店を訪れるのは2回目です。1回目も仕事の出張の際に寄りました。関西在住のボクは大阪店も一度訪れたことがありますので、2016年にオープンした六本木店のみ未訪です。
大阪店に比べ、表参道の本店は規模が少し大きく、店員さんも大阪店が1人程度だったのに比べ、本店は2、3人の方がいらっしゃいました。その日の混み具合によって対応される店員さんの人数も違うのでしょうが。いずれの店舗も2階があったので、2階に職人さんも含め何人か待機されているのでしょう。きっと。
来店したのは平日の夕方だったのですが、表参道の本店であっても、お客さんはボクを含め2、3人程度でした。週休日とかはもっと多いのかもしれませんが、まぁ、少し奥まった場所にありますし、気軽に入れる雰囲気というよりは、ボクみたいな革製品好きが好んで入るお店という感じなので、普段からそんなにいろんな層のお客さんが頻繁に出入りするものでもないのでしょう。
GANZOのWEBサイトに店内の様子の写真が数枚あるので、それを見ていただいたら概ね判ると思いますが、店内の雰囲気はとてもシックでCOOLです。各シリーズの各種革製品が綺麗に棚に並べられており、革小物好きにはたまりません。カバン類も基本的に全種類展示されています。展示品は手にとって質感を確認することができるので、どのシリーズが自分にハマるのか迷っている方は、やはり実物を実際に自分の目で見て手で触って確認することをお勧めいたします。高い買い物ですし。
ただ正直、GANZOの店舗は田舎モンには若干入りにくい雰囲気ですね(笑)ちなみにボクは田舎モンの代表格ですが、ボクは革マニアかつGANZOファンなので、入店にあたり全然抵抗はありませんでした。すんません、やっぱ初めての際はちょっとドキドキしました。
店員さんはフレンドリーにお客さんに話しかけてきてくれます。ボクはお店に入った際にはマイペースでゆっくりといろんな製品を見たいタイプなので、店員さんに話かけられるのは基本的にすげぇ嫌いなのですが、GANZOは別です。いろいろと聞きたいこととかがあるので、とても助かります。革の質や製品の造りなどについては「うん。まぁ、知ってるけどな!」とか思うことも多々ありますが。
今回お店を訪れた主な目的は、購入目的ではなく、各シリーズの財布の質感の違いの再確認でした。店員さんからしたらややシットな客だと思われますので申し訳なかったのですが、以前初めて本店を訪れた際は、少し気持ちが高ぶっていたこともあり、あまりじっくりと製品を確認できなかったような気がしていたので。というか、自分が持っているシリーズ以外がどんなんだったか、もう覚えていなかったので。現在財布の買い替えを検討しているボクはもちろん購入したい気持ちでいっぱいだったのですが、奥さんの承認を得ておりませんでしたので、やむを得ずです。いわゆる、購入の前段階ですな。次は買いますよ。次は。いや、GANZOは見て触れるだけで楽しいので。ホントですよ(泣)
今回再確認できたことをサラッと紹介いたしましょう。
ブライドルカジュアルシリーズは、やはり革が固くて傷がつきにくいところが魅力的でした。裏表同じ革で造られている点も、製品として統一感があってシブいです。ただ、ボクが所有しているLファスナー小銭入れの革とは若干質感が違いました。店舗展示品の方がちょっとツルッとした感じ。
店員さんに理由を聞くと、「やはり輸入革は個体差が結構激しい」とのこと。同じタンナーであっても、革の部位とかなめしの具合とか時期とか、いろんな要素で革の質感は異なることがあるということですね。そもそも牛や馬の個体もそれぞれ差があると思うので、当然と言えば当然ですね。個人的には、自分の所有しているものと展示品、どちらの革質も特に不満はありませんでしたが。あと、折り目はヒビまではいってませんが、やはりシワが入っていました。それもボクはあまり気にはなりませんでしたが、人によっては気になるかも。
表の革がセジュイック社のブライドルレザー、内側がバダラッシィ・カルロ社のミネルバボックスで作られているシンブライドルシリーズは、ブライドルカジュアルよりもブライドルレザーが明らかに薄いですね。「シン」ブライドルっていうぐらいだからそういう造りなのですが。あとやっぱりミネルバはいいですね。普通のヌメ革にはない上品さを備えています。オレンジ色?のコバはブライドルカジュアルよりカッコいいです。
そして、今回訪問の際に最もチェックしたかったのが、質感が似ていると言われるホーウィーン社のシェルコードバンシリーズと、グイディ&ロゼリーニ社のGUDシリーズの比較でした。
単刀直入に申し上げますと、シェルコードバンシリーズの方が質感がよかったです。GUDももちろんそのナチュラルな感じが魅力的なのですが、なんていうか、革表面のキメ細やかさがシェルコードバンの方が明らかに上なんですね。シェルコードバンは上質さみたいなものが溢れでています。まぁ、値段も違いますからね。特に最近の値上げには苛立ちを隠せませんね。いい加減にしろホーウィーン。
コバはシェルコードバンは顔料仕上げで、グイディは磨き仕上げなので、雰囲気は違いますが、それぞれが魅力的でした。コバの耐久性はいずれも高いのですが、長い間使用しているとやはりいずれも劣化するとのこと。
シェルコードバンがGUDに比べ劣る点は、水気に弱いということ。ボクはシェルコードバンの名刺入れを胸ポケットに入れていて、少し汗をかいただけだったのですが、湿気で一時的にですがフニャッとなっていて焦ったことがあります。ちょっとしたキズなどが許せない方は所有しない方がいいです。
あと、比較的最近プロデュースされたGDシリーズ(GANZO x DUPUYシリーズ)を実物で見たことがなかったので今回初チェック。クロムなめしなのでさすがにキズや汚れや水に強そうな印象。型押しもオシャレなのですが、僕好みではありませんでした。あまりエイジングしない、コバがGANZOらしい特徴に欠ける、といったところが興味がもてないポイントかな。品質はさすがGANZOです。
エキゾチックレザー系もしっかり確認しました。クロコダイルは存在感がすごい。が、やはり絶望的に高いので、ほぼスルー。一方リザード5シリーズですが、これがボクの中でかなりポイント高くなりました。外側はリングマークトカゲの高級なリザードレザー、内側はイタリアトスカーナ州サンタクローチェにあるラ・ペルラ・アッズーラ社というタンナーによるバケッタ製法でなめされたヌメ革でできています。
リザードレザーはクロコダイルレザーよりも斑(ふ)のサイズが小さい分控えめな印象があり、上品に感じました。手触りもよかったです。エイジングはゆっくりですが、使っているうちに艶が出てくるとのこと。内側のバケッタレザーは、フルタンニンのヌメ革だけあってしっかりエイジングしますが、ミネルバボックスよりもゆっくりした上品なエイジングが期待できそうです。いや、リザード5シリーズ、いいですね。シェルコードバンほど神経質にならずに済みそうだし、価格も高いけど品質からすると許容できます。リザードレザーは斑の並びや小キズの有無など個体差がありそうなので、買うとしたら店舗ですね。
普通のコードバンシリーズは、外革の新喜皮革のコードバンは透明感があって素敵なのですが、内革がミネルバでないヌメなのであまり興味が持てず。そんなに時間もなかったので、他のシリーズも横目で軽く流した程度です。
ただ、カバン類はどれも迫力があってかっこよかったです。特にブライドルとGUDのブリーフケースやトートバッグは存在感がすごいッス。めっちゃ欲しいです。GDも小物とは印象が違って結構よかった。あと、サケットシリーズも革の感じや使い勝手が良さそうで想像してたより魅力的でした。手提げバッグにもなるしクラッチバッグにもなるしで買いそうになりました。我慢しましたよ。ええ。
その他店舗の特徴としましては、オンラインショップにはないシリーズが結構展示されていました。ワルピエ社のブッテーロの財布とか、オーストリッチの財布とかが展示されていて、在庫もあるとのことでした。過去のシリーズが欲しい人などは、店舗に行ったら見つかるかもしれませんよ。
以上、GANZOの本店訪問のレビューでした。まだいろいろと言いたいことがあるけれど、これぐらいにしておきます。簡単な紹介のつもりが、やっぱり長くなってしまいました。次回来店時は、財布を買うことになると思います。ぜってぇ買う。その際は、またこちらで紹介いたしますので、よろしくです。




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