暑い。みんな!二酸化炭素出すのもう少し控えませんか?
さて、お盆も終わってマジで仕事したくないモードですが、現実逃避の一環として、約4か月ぶりに記事を展開するとしましょう。
革小物好きなら当然知っているであろう、WILDSWANS(ワイルドスワンズ)。
ボクが大好きなレザーブランドであるGANZOに引けを取らないクオリティでレザーアイテムをプロデュースする、素晴らしいジャパンブランドです。
ブランドコンセプトに
WILDSWANS(ワイルドスワンズ)は十年後、二十年後も使い続けて頂けるような物作りをしようと決意し、1998年に3兄弟によりスタートした日本のブランドです。
出典:WILDSWANS公式サイト
とあるように、丁寧かつスタイリッシュでありながら、とにかく堅牢な作りがWILDSWANSの製品の特徴です。
数多くの皮革製品を見てきたボクですが、ボクが心から認めるレザーアイテムブランドのトップ2は、GANZOとWILDSWANSです。
ボクビズのブログでこれまで紹介してきた革小物はGANZOに思いっきり偏っていますが、WILDSWANSも紹介したいなぁとずっと思っていました。まぁ、そもそも記事の本数がまだ少ないですからね。
ボクがWILDSWANSの製品を好きな理由は簡単で、ボクが革小物に求める要素を全て備えているからです。
ボクが革小物に求める要素は、
- 縫製が丁寧
- 素晴らしい革を使っている
- 丈夫で長持ち
- デザインと機能が優れている
- コバが美しく堅牢
であり、WILDSWANSのアイテムは、これら全てを高い次元で備えているということです。
特に、WILDSWANSの革製品の、磨き込まれ洗練されたコバは特筆に値します。
ということで、WILDSWANSについて語りだすとキリがないので、ここからはボクが所有するWILDSWANSのキーケース、CLIPPER II(クリッパー2)を軽く紹介しましょう。
キーケースは、財布や名刺入れよりもさらに日常的・頻繁に使う機会が多いので、かっこいいけど耐久性の高い、日本製かつ革製のものを探していました。
そこでボクの選択肢として行き着いたのが、WILDSWANSのキーケースでした。
WILDSWANSの直営店は、C.O.U.銀座店とC.O.U.京都店の2店舗があり、オンラインショップもありますが、ボクがキーケースを購入したのはタイガース・ブラザース本店オンラインショップです。
タイガース・ブラザースは神戸の老舗セレクトショップです。
WILDSWANSの直営店で取り扱っていない別注製品(革の組合せやカラーリングが特別)を取り扱っており、オンラインショップで、ボクが「欲しい」と思うクリッパー2がラインナップされていたため、こちらで注文することに。

外側に使われている革は、WILDSWANS定番、ベルギー・マシュア社製のサドルプルアップ。色はカーキ・ステッチは白の組合せ。角は流麗で、コバは磨き込まれ、縫製は大変整っています。
購入してから既に6年を経過しており、傷は少ないですがハードユーズのため、エイジングによりカーキの色が濃くなっています。
購入当時の写真が無く申し訳ないのですが、もっとマットで明るいカラーでした。

サドルプルアップを製造するマシュア社は、1873年に創業したベジタブルタンニン鞣しを得意とするベルギーのタンナーです。
サドルプルアップという革は、繊維密度が高くコシが非常に強いのが特徴で、透明感のある光沢は使い込むことで更に増し、徐々に馴染んで自分だけのものに変化していきます。
2020年8月現在、サドルプルアップの供給が不安定になっており、WILDSWANSにおけるサドルプルアップを使った製品の予約は停止されている状況です。非常にレアなレザーとなってしまいました。
サドルプルアップのエイジングは、他のタンニン鞣しの革に比べて非常にエイジングのスピードが遅い印象です。ボクが所有するこのキーケースのエイジングも、まだまだ途上のものでしょう。
そして、このキーケースの内側の写真がこちら。

外側のサドルプルアップとは一転、非常に激しいエイジングが見て取れます。
内側の革は、イタリア・トスカーナ州にある世界的に有名なタンナー、バダラッシー・カルロ社製のプエブロレザー。
金属製のカギが日常的に当たる部分、摩擦が起こる部分に、特に激しい経年変化を確認できます。
プエブロは、生後2年以上の雌牛の原皮を使用し、バケッタ製法というイタリアの伝統的製法で作られている、ユニークなレザーです。
バダラッシ―・カルロ社のバケッタ製法による皮革と言えば、ミネルバボックス・リスシオが有名ですね。
表面はわざと毛羽立たせるような加工がしてあり、そこからさらに人の手の脂や摩擦によって他の革よりも素早くエイジングしていくというのが、プエブロレザーの最大の特徴です。
新品の時は少しザラザラしていますが、時間が経つと革が寝ていき、つやつやになります。革の色の変化も他の革よりも大きく、味わい深いものになります。
購入当時はナチュラルブラウンのザラザラした革でしたが、現在の色は濃くなり、毛羽立ちはほぼ確認できなくなっています。
これまで全く手入れせずにハードに使ってきたので、見た目は汚いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、個人的には「これぞ経年変化」って感じで気に入っています。
4連のキーリング金具は、スイス製・amiet(アミエット)社の4連金具。リングは細い割に非常に丈夫で、壊れそうな雰囲気は皆無です。
amietは1945年創業の金具メーカーで、革製品用の金具全般を製作しています。スイスならではの精巧で優れた品質に定評がある素晴らしい企業です。
アイテムの部品にもこだわりを見せるWILDSWANSの職人魂が確認できます。こういうところも好きです。

このキーケースの機能面で優れたところは、本体内側の下方に、2重リングの付いた、取り外し可能なパーツが取り付けられている点です。

写真のように、車のスマートキーを取り付け可能となっています。

大人の手にフィットする、心地よいサイズ感です。

はい!ということで、ボクが愛用するWILDSWANSのキーケース、CLIPPER II(クリッパー2)の紹介は以上です。
現在もWILDSWANS直営店やセレクトショップで同製品は購入できますので(革の組合せは異なりますが)、カッコよくて堅牢なキーケースをお探しの方は、是非ご検討ください。
WILDSWANSのレザーアイテムは、他に名刺入れやペンケースを持っているので、機会があればまたご紹介いたします。



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